学生時代から使ってるラジカセ(Panasonicのでかいやつ)はカセット部分がすでに死亡。
懐かしいカセットを聞きたいという嫁さんの要望に応えるべく、各社のいわゆるミニコンポを調べてみた。
しかしながら、3万円前後の低年齢層をターゲットにしているのか恥ずかしいデザインばかりで萎える。
一時は機能テンコ盛りのPana 77MDになびくが、どうもそそられず、引き続き捜索。
近所の電気屋の店頭に足を運んでみると、なんだか妙にシャープが多い。なぜなんだ!
自宅に帰り、再び検索君と化す。
途中、真空管アンプ自作方向へも進路を向けたりもしたが、留守中に嫁さんが操作するには危険が伴わないこともないし、きっと「コンパクトちゃうからあかん」と言われるのが目に見えている。
シャープ1bitにはそれなりのファンがあるようだけど、スピーカーがしょぼいので要交換とか書いてあるじゃないか。そんなことやってられないなあ、やっぱここはカセット付の77MDか。。。
なんといっても、当初の目的はカセット再生だからなぁ。
翌日、掃除機新調をかねて買い物へ。
掃除機はあっさりとすませ、次なるターゲットは隣のミニコンポ売り場。
ああ、嫁は「こっちのがかわいい」とPanaの47MDに魅惑されている。
これはダメなんだ、こんなんはいやだ。
「それやったらこっちのがええやろ」と77MDを指差すが、これはダメらしい。
「それやったらこれはどうや?」とCX9へと注意を向けると、これまたダメらしい。
スピーカーが木目(調)でないとダメなんだそうだ。
さらに見回すとスピーカキャビネットが木目調のCX9(シルバー)を発見。
嫁も「おお。これならいい」と目を輝かせて急展開。しめしめ。
しかし、これにはカセットがついてないのが難点だが無理やり押し切った。
(縦置き時のコンパクトさに惹かれたようだ)
帰宅後、早速セットアップ。うーん。まあいいんじゃないの!
ラジカセの延長ではない音がする。
当初のカセット再生目的を達成するために亡父のオーディオセットからTechnicsの3ヘッドカセットデッキ(20年くらい前のもの?)を引き抜いてきて接続。
というわけで、とりあえず、全然コンパクトにまとまらない、カセットも別付けという、当初の目論見とまったく異なる結果となったわけです。次週、NS-10MStudioを接続してみよう。
一方自分のアンプは亡父が40年前に作成した真空管アンプをばらして、再生予定。
ひとつの部屋にふたつも必要ないんですけど。。。
それにしても、3万円の価値がものすごく向上しているなあ。
まさにデフレ。と痛感。